【セミナー報告】今日からはじめる認知症予防セミナー~運動による認知症予防の可能性~

【セミナー報告】今日からはじめる認知症予防セミナー~運動による認知症予防の可能性~


2017年9月23日(土祝)に都内にて、認知症予防セミナーを開催しました。

セミナーの概要についてはこちらです。

一般社団法人元気人では、大学や研究機関に蓄積されている認知症予防の知見や最新の研究成果を、より早くよりわかりやすいかたちにして、認知症予防の現場で必要とする方々にお届けするべく、毎月セミナーを開催しています。

認知症予防の専門家として、国立長寿医療研究センター 予防老年学研究部 部長 島田裕之先生をお招きし、「今日から始める認知症予防セミナー~運動による認知症予防の可能性~」というテーマでお話しいただきました。

島田先生はお話の中で、

「認知症は人生の晩年でかかりやすい病気のため、
 発症時期を遅らせることができれば、
 認知症にならずに寿命を全うすることも可能。
 発症時期を少しでも延ばすのはとても意味があること」

「認知症予防では、認知的予備力の向上、脳のダメージを防ぐ、
 脳の炎症を抑えるが大切になってくる。
 これら3つに有効にはたらくのが運動である」

「健康のためにもう少し運動する機会を増やしていく必要があり、
 足全体をのせてゆっくりと階段を登るだけでも運動効果がある」

「脳の活動を支えている代表的な栄養分であるBDNFは、
 複雑な環境下のほうがたくさん出ることがわかっている。
 運動しながら頭を使うことは効果的な方法である」

など、運動がもたらす認知症予防の効果をわかりやすく解説されました。

当日ご参加いただいた方からは次のようなお声をいただいております。

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認知症という言葉だけが一人歩きをし、不安や恐怖がいたずらに誇張され、
偏見が高まっていることも、今の社会の密かな課題だと感じています。
本当に正しい認知症の知識を身につけることで、偏見や差別から生じる
認知症の重度化を予防・軽減できるのではという希望を見出せました。

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身近に迫る両親の老い、自分自身の老後を考え、明るく元気で過ごす
方法を知りたくて参加しました。
早い時期から運動を取り入れて、認知機能の低下を防ぎたいです。

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現在、実践している認知症予防教室などに深みを増したいため参加しました。
認知症の理論から運動の予防効果までを改めて理解することができました。

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70歳以上のまだ認知症でない高齢者に、認知症予防をしてもらいと考えており、
その考え方や手口を学ぶために参加しました。
現時点では負荷をかけた運動(コグニサイズ)が有効であることがわかりました。
また、その負荷の目安も理解できました。

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認知症について、乗り切れる自信をもつことができました。

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最新データの紹介はありがたかったです。
ウォーキングの認知症予防講座を担当しているので、大変参考になりました。

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ご参加いただきました皆さまに改めて感謝申し上げます。

一般社団法人元気人は、地域の認知症発症を予防し、誰もが笑顔で元気に暮らせる社会を実現したいと考えています。

そのためには認知症予防に携わる人材育成が不可欠と考えており、認知症予防のプロフェッショナルである「認知症予防活動支援士」という認定制度を設立しました。

認知症予防活動支援士の認定制度についてはこちらからご確認いただけます。