これからの認知症対策は、予防と環境づくりの2本立て


誰もが元気なまま、自分の住みたいところで、自分が暮らしたいように人生を送りたいと思っています。

65歳以上の4人に1人は認知症もしくはその予備群といわれています。

認知症を発症することは、その言葉の定義からして、認知機能の低下により日常生活に何かしらの支障が生じていることになります。

それでも自分らしい人生を送りたいと願うのであれば、認知症に何かしらの対策を講じておくことは、クリアーすべき必須課題と言えます。

認知症対策の観点から考えますと、認知症予防にせっせと努め、認知症になりにくい身体作りをしておくことはまず不可欠です。

それと同時に、自分はいつかは認知症を発症することを考慮した上で、人生設計を考えておくことも大事になってきます。

今さかんに認知症予防がうたわれていて、テレビをつけても、書店に行っても、認知症予防に関する情報が山のように溢れかえっています。

認知症予防の基本的な取り組みは、認知症の危険因子(喫煙、運動不足など)を減らすこと、脳の機能を鍛えること(知的活動など)の両方をバランスよく実現していくことです。

これらを日常生活に適用し、習慣化することで、認知症の予防につなげることができます。

ただ、どんな生活をどこで送ろうが、全員が等しくかかえている認知症発症の原因因子がひとつあります。

それは「加齢」です。

年齢が5歳高まると、認知症高齢者の発症率は約2倍に増えるという統計データが出ています。

95歳以上にもなりますと、男性の約半分、女性の約3/4の方が認知症の有病者といわれています。

歳をとることは誰も避けることはできません。

長生きをすればするほど、認知症の発症率が高まっていくことも避けられません。

しかも宝くじが当たるよりも、発症率は高いときていますので、自分はいつか認知症を発症するものとして、いわば覚悟の上で人生設計を立てておくことは、現実的な判断と言えます。

ただ、認知症の自覚症状が出てから、医者から認知症の診断がおりてから、行動をしようとしたとしても、取り得る選択肢は限られてきます。

そうではなくて、頭も身体もまだまだ健康なうちに、認知症を発症した未来の自分に対する準備を済ませておくことで、将来認知症を発症した後でも、取り得る選択肢の幅は充分に広がります。

たとえば、一人暮らしの方が軽度の認知症を発症したとしても、地域の支えがあれば、充分に自宅で一人暮らしを続ける
ことは可能です。

そのためには、自分も家族も認知症を正しく理解している必要がありますし、日頃からの地域との顔が見えるネットワークも必要になってきます。

こうしたことを、まだまだ元気なうちに講じておくのです。

こうした認知症対策の考え方は、保険の考え方と似ています。

家族を養う身であれば、自分にもしものことが起きることは想定した上で、必要な保険に入ります。

もちろん、保険を利用するシーン(大病や怪我、死亡など)が起きないことが一番ですので、普段から健康に気を配り、蓄財に努め、ハイリスクな行動は慎むなどの努力は当たり前のことです。

それでも、もしもの時に自分と家族を守るために、もしもが起こらないうちに、もしものために入っておくのが保険であります。
(もしもが起きた後で、ちょっと保険に入りたいと言っても、保険会社のほうで入れてくれません)

認知症も発症リスクをさげるように日々の生活習慣を見直すと同時に、もしも認知症を発症したとしても、自分らしく生きられるように環境を整えておく、この予防と環境づくりの2本立てが必要です。

予防も環境づくりも大事なことですが、緊急な案件ではないため、先送りにする方は多いように思います。

一度時間をとって、どんな風に将来を過ごしたいと望んでいるのか?

そのために自分は今何をしているのだろうかを考えてみてはいかがでしょうか?


認知症対策の国家戦略が決定したけれども、それはお上任せでいいのか?


政府は認知症対策の関係閣僚会合を開き、2025年度までの具体的な対策を盛り込んだ新たな戦略「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を決定しました。

新オレンジプランの基本的な方針には、以下の3つの重点的なポイントがあり、

◎認知症の人の意思が尊重されること
◎住み慣れた地域のよい環境で暮らすこと
◎自分らしく暮らし続けること

日本は今後、これらを実現する社会を目指していくことになります。

新オレンジプランの基本方針が意味するところは、認知症対策は、お上にまかせておけば、あとはお上が何とかするということではなく、日本に暮らす人全員は、この理想とも言える社会を実現していく当事者意識を持つべきだということです。

「身内には誰一人認知症の患者がおらず、皆達者に暮らしています」
「自分は若いから認知症はもっと先の話だし、そもそも認知症にはなるつもりもない」

だから、今もこの先も認知症介護のお世話になるつもりはないし、今はビジネスで忙しいのだから、そうした地域作りからは自分は外して欲しい・・という声が聞こえてきそうです。

残念ながら!?、老若男女の全員「認知症になっても幸せに暮らせる社会」の担い手であることが求められていると思います。

厚生労働省の推計によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると言われています。

そのような未来が予測されている中、今は認知症に無関係だったとしても、認知症発症者を身内に抱える家族の姿は、そう遠くない自分や自分の家族の未来の姿であるし、認知症を発症しとまどっている人の姿は、いつかは経験するであろう自分の姿でもあります。

しかも行政が何とかしてくれる時代はもう終わりを迎えつつあり、戦後すぐの行政がそうであったみたいに、行政には市民の面倒を見る余力はもう残されていません。

老若男女だれしもが、(今は無関係でも)認知症対策はすべて自分事で、人任せにしないことが大事です。

一人ひとりが目の前の空き缶を拾うような、今自分がおかれたところで、今の自分ができるところからスタートすることで、新オレンジプランが想定する理想の社会は実現するのではと思うのです。


適度なカフェイン摂取で認知症予防


認知症予防は2方面からのアプローチ

 ◎「脳を健康に保つ」、いわばディフェンスを固めるアプローチ
 ◎「脳を活性化していく」、いわばオフェンスを仕掛けていくアプローチ

を心がけることが大事になってきます。

サッカーでも攻守のバランスを欠けると、試合に負けてしまうように、認知症予防でもいずれに偏るのではなく、両方をしっかりと見据えて取り組んでいくことです。

「脳を健康に保つ」上で欠かせないのは、脳を含めた身体をかたち作っている食べるものに気を配ることです。

日常生活に取り入れやすい認知症予防につながる食習慣として、適度のカフェインの摂取が勧められています。

カフェインの飲み過ぎによる悪影響がない世界標準の摂取量は「1日400mgまで」です。

レギュラーコーヒー(1杯150ml)に換算すると4杯程度です。

緑茶のカフェイン含有量は、コーヒーの1/4〜1/3ですので、カフェインの悪影響が気になる方は、緑茶を飲まれるといいでしょう。

ちなみに、健康ドリンクにもカフェインが含まれていますので、コーヒーをよく飲み、健康ドリンクも習慣的に飲む方は、カフェインの過剰摂取の可能性がありますので、注意が必要です。

そして、コーヒーやお茶を飲むときは、家族や身近な方とのコミュニケーションを楽しむことで、認知症予防は更に効果的になってきます。

今日もよきお茶タイムをお過ごしください。


認知症予防にこそ導き手はあらまほしきことなり


先日本屋に入って、健康コーナーに立ち寄ったところ、ダイエット本に混じって、認知症予防関連の書籍がたくさん並べてあることに気がつきました。

『認知症にならないための▲▲』
『ぼけ防止には○○』

・・など認知症に不安を感じている人には、どれも気になるようなタイトルばかりでした。

タイトルや著者(肩書き)を見る限りは、どれも認知症予防に効果がありそうな感じがします。

ただ、これだけのたくさんの情報、つまり選択肢が示されると、ほとんどの方は自分にとって何がいいのだろうか?と、その選択肢に悩むことになります。

選択に迷っている間は、行動に移すことができないわけですから、認知症予防という成果はいつまで立っても達成されないことになります。

ダイエットは後から取り組んでも痩せることは可能ですが、(アルツハイマー型)認知症の場合は、症状が進行した後に予防に取り組んでも意味はありません。

残念ながら現代の医学では、認知症は進行したら元の状態に戻ることはないからです。

そのため早い段階から認知症予防に取り組むことが大事になってきます。

たとえば、有酸素運動が認知症予防にいいと知ったのであれば、その瞬間に歩き出しているぐらいがちょうどかと思います。

とはいえ、ほとんどの方は情報を知り得ても、第一歩すら踏み出せないのが現状です。

そのためには、その人の生活スタイルや性格、興味関心を理解して、その方にあった認知症予防の方法を提案し、確実に認知症予防に一歩を踏み出せるように導く存在が必要になってきます。

そして、せっかくスタートした取り組みが三日坊主に終わらないように、なだめすかしながら、モチベーションを高めていくことも欠かせません。

このことができる人を職業で言い換えると、インストラクターやトレーナーといわれる方に該当します。

認知症予防においては、認知症予防には○○が有効というコンテンツは、もうそれこそ星の数ほど溢れかえっています。

これからの認知症予防においては、認知症予防に効果がある手法を行動とその習慣化まで持っていける導き手(インストラクターやトレーナーなど)の存在が大事であり、今後はそうした人材育成が求められるであろうと思います。


公正証書遺言が無効になったケース


「ガンにかかっても、認知症だけにはかかりたくない」という高齢者の声を聞いたことがあります。

認知症を発症すると、本人だけでなく家族を含めて、日常生活のさまざまなシーンで支障がでてきます。

人生の一大イベントのひとつといえば、遺産相続(財産分与)があります。

実はこの遺産相続というシーンにおいても、認知症は暗い影響を及ぼす場合があります。

財産分与において、遺言者の意思を確実に遺したいのであれば、法律の専門家である公証人が遺言者の真意を正確に文章にまとめる「公正証書遺言」が安全確実な方法です。

原本が公証役場に保存されますので、遺言が破棄されたり、内容が改善される恐れはありません。

相続開始後,速やかに遺言の内容を実現できることも、公正証書遺言を作成するメリットです。

公正証書遺言は方式の不備で遺言が無効になるケースはないのですが、実際の地裁判決では、認知症の高齢者が作成した公正証書遺言が無効になった事例がいくつかあります。

認知症を発症していた遺言者が公正証書遺言を作成したのですが、遺言作成当時、認知症特有の症状(記憶障害及び理解力、判断力が著しく低下)が出ており、遺言作成にあたり意思能力を欠いていたとの理由で、公正証書による遺言は「無効」という判決が出ています。

遺言が有効となるのか、それとも無効となるかは、認知症診断の点数、周囲との意思疎通の具合などから判断されますので、一概に認知症の方が作成した遺言は有効だ、無効だと決めることはできません。

相続人同士がもめるのを避けるために、遺言者が遺言を残すケースもあるかと思いますが、認知症を発症すると、そうした意思を残すことが難しくなることは、いくつかの判決事例が物語っています。


2025年には65歳以上の5人に1人は認知症


厚生労働省が発表した報告によりますと、2012年時では65歳以上の7人に1人が認知症と推計されていました。

今から10年後の2025年、これは団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる年にもあたりますが、65歳以上の5人に1人は認知症という推計が、先日1月7日に厚生労働省から発表されました。

2025年には認知症の高齢者が700万人に増えることになります。

国の基本的な考え方として「認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」としています。

また厚生労働省研究班の別の試算では、健康寿命(健康的に自立して暮らせる期間)を延ばしていけは、最大で5兆円規模の医療・介護費用が節減できるとあります。

いつまでも健康であることは、自分自身の人生の質に関係するだけではなく、社会全体にもつながっていきます。

大事業家でなくても、健康であることで未来の世代に大きな資産を遺すことができるのです。

いつまでも健康であり続けるには、1日に40分ほど身体を動かす、知的活動に取り組む、人と地域とつながるなど、いわるゆ生活習慣病の改善につながることを、日常生活の中に取り入れていくといいと言われています。

こうした予防活動も国家戦略の大きな柱として位置づけられることでしょう。


ガンになっても、認知症にだけはなりたくない


「ガンになっても、認知症にだけはなりたくない」

そのように言葉を発する高齢者の声を聞いたことがあります。

ガンになっても自分は自分自身でいることができるが、認知症だとそれすらままならない・・という不安な気持ちを言葉にされたようです。

ですが、認知症にならないうちは人生はOKで、もし認知症になってしまったら人生は終わりだというわけではないのです。

認知症を発症して、認知機能は落ちてきたとしても、その人の尊厳も感情も失われることはありません。

認知症でも人は人であり続けるのです。

この理解が本人にとっても周囲にとっても共通認識であれば、関わり方は大きく変わっていきます。

人間関係の充足は幸福度と大きく関係しているといわれます。

関わり方の土台に「(認知症でも)人は人であり続ける」があるのであれば、認知症を発症したとしても、幸せに生きる道は充分に残されているのです。

健康が人生のすべてではありませんが、健康を失うと多くのものを失うのは事実です。

認知症予防の目的を一言でいうのであれば、健康的な心身を手に入れることを通して、幸せに生きられる機会を広げていくことに他なりません。

認知症にかからないことを多くの方は望んでいますし、それは実現しなければなりません。

ですが、認知症を発症しても幸せな人生を送られる、人として生きられることを理解しておくことで、幸せに生きられる可能性をさらに広げてくれると思うのです。


名医が取り組んでいる4つの認知症予防


2014年11月25日に放送されたテレビ朝日の番組『林修の今でしょ!講座』では、名医が実際に取り組んでいる認知症予防が紹介されました。

番組に登場されたのは、順天堂大学で長寿遺伝を研究されている白澤卓二教授。

白澤教授が実際に取り組んでおられることを、そのポイントを交えてご紹介しますと、

◆ピアノを弾く
 ピアノでなくても、右手と左手でじゃんけんをするといった、頭にちょっと負荷がかかる体操でもOK。
 自分の苦手なことや新しいことに取り組む、指先を使うことで、脳が活性化されます。

 
◆漬物を食べる
 栄養素というよりも、ポイント歯ごたえ。
 よく噛むことで認知症になりにくくなります。

◆太陽の光を毎日浴びること
 紫外線を浴びることで、ビタミンDが生成され、認知症の原因物質と考えられているアミロイドβを抑える働きが期待できます。
 ちなみに、日光浴をしている人としていない人では、発症リスクは2倍違ってきます。
 (日本人の場合は、紫外線による皮膚ガンの発症を心配するよりも、紫外線不足による認知症発症リスクの増加を心配する方が現実的とのこと)

◆認知症予防に効果が期待できる食べ物
 鮭一切れで1日に必要なビタミンDが摂取でき、いくら、いわし、すじこなどもいいそうです。
 またカレーのスパイスとして使用されているウコンのクルクミンも、アミロイドβを抑制する働きを期待できます。

今回紹介された取り組みは、すでに実施している方も多いと思いますし、生活スタイルを少し変えるだけで取り入られるものばかりです。

認知症予防は高齢者が取り組むものという認識があります。

認知症の発症リスクはこれまでの生活習慣の積み重ねで大きく変わってきますので、実際のところ40代、50代の頃から始めるのがベターです。

どのような仕事や生活スタイルを送っている人であっても、食べることはかかせません。

まずはよく噛んで食べることを心がけて、認知症予防に取り組んでみるのもいいのではと思います。


ダイエット関連市場を通して、認知症予防への有効的なアプローチを考えてみる


ダイエット関連市場は、食品、エクササイズ、機器、情報サービスなど分野が幅広く、とても巨大な市場です。

ダイエットはある瞬間だけ達成してもあまり意味がなく、(リバウンドすることなく)維持し続けることに本来の価値があります。
 
またなんだかんだいっても、ダイエットは生活習慣を改善することが地味でありながらも一番効果的である点において、認知症予防と通じるものがあります。
 
これからますますと伸びていく認知症予防関連の動向を読み解く上で、ダイエット関連市場の現状や抱えている問題を詳しく調べることは、大変有効ではないかと考えています。

今回の記事では、ダイエットをしたいと思った人の行動モデルをヒントに、認知症予防へのアプローチと抱えている問題を考えていきたいと思います。

◆ダイエットをしたいと思った人の行動モデル

 1)ダイエットをしたい(しなければ)と思うきっかけに出会う
     ↓
 2)ダイエットするからね!と決意する
     ↓
 3)ダイエットに関する情報を収集し、自分のダイエット方法について決める
     ↓
 4)ダイエットに実際に取り組む
     ↓
 5)ダイエットの効果を確認する
     ↓
 6)効果が確認できれば続ける

認知症予防へのアプローチも同じステップを踏んでいきます。
(ここでは主にアルツハイマー型認知症とその予防について取り上げています)

認知症予防においての1)、つまり認知症予防をしたい(しなければ)と思うきっかけは、テレビ局や雑誌の特集、認知症関連のニュースなど、各種メディアからの情報提供になります。

しかも、一年前と比べただけでも、メディアからの情報発信量は格段に増えてきました。

また取り扱う内容についても、認知症を発症した本人やその方の家族の現状(介護負担、徘徊による行方不明、トラブル)の内容であったり、認知症予防には○○と、具体的な方法を教えてくれる内容であったりと、幅広くなっています。

認知症予防に関しては、今テレビや雑誌から普通に手に入る情報の質と量からでも充分に取り組むことができます。

運動/食事/知的活動/人とのつながりと、誰もが聞けば当たり前と思うようなことばかりですし、程度の差はあれ、ほとんどの方が実行できる内容です。

それらをバランスよく長期間にわたり取り組んでいくのであれば、認知症予防には充分効果があり、またそれを実証する研究調査も報告されています。

ダイエット関連市場は今玉石混交の情報であふれかえっていますが、認知症予防についても、やがてはたくさんの情報が氾濫することが予想されます。

ダイエット関連市場に見られるような、一部の詐欺的な煽り文句にだまされないように、情報の真贋を見極める目、つまり情報リテラシーを本人自身がまず高めること。

そして健康管理にはかかりつけ医をもつように、認知症予防においても予防に長けた詳しい専門家を身近に備えておくことが大事になってくると思います。


寝たきり予防にも認知症予防にも、有酸素運動と筋トレを続けること


高齢者の寝たきりの状態と認知症の発症と進行には相関関係があります。

寝たきりの状態では、脳への刺激がとたんに少なくなってしまい、認知症の発症リスクを高めてしまう原因になります。

逆に認知症の進行が進めば、寝たきりとなる状態も進行し、脳への刺激が更に少なくなって認知症が進行するという、負の連鎖が起きてしまいます。

認知症発症は寝たきりとなる要因にもその結果にもなり得ますが、その他の寝たきりになる大きな要因としては「脳卒中」「転倒による骨折」が指摘されています。

その寝たきりを予防するには、有酸素運動と筋トレを行うことが推奨されています。

手軽な有酸素運動としては、歩くことで、目安としては一日8000歩。

筋トレに関しては、自治体やフィットネスクラブなどでさまざまなプログラムが提供されていますし、トレーニングブックもたくさん出版されています。

健康を維持する上で、高齢者にとっては生活も維持する上で、有酸素運動や筋トレといった体を動かすことはとても大切です。

ですが、いいことだとわかっていても、ほとんどの人は続けられないものです。

これから寒くなる時期、体を動かすことへのやる気よりも体を動かさないことへの言い訳の方がますますと先に立ちます。

こういう人にとって有効的なことは、こうしたプログラムに取り組むグループ活動やコミュニティに所属することです。

やるぞー!とやる気を出したとして、かげろうのごとく、明日には立ち消えてしまうほど、個人レベルのやる気はあまり当てになりません。
(かくゆうわたくしもその一人ではありますが)

一人ではできないことでも、集団のチカラを借りればできるものです。