栄養バランスのとれた「和食」で認知症予防を!


認知症の主な原因はアルツハイマー病と脳血管障害で、
いずれも生活習慣病との関連が指摘されています。

そして、「肥満は生活習慣病の元」といわれており、
生活習慣病の予防には肥満対策が不可欠です。

肥満対策は、まず食べ過ぎをやめて、
摂取エネルギーを減らすことからはじまります。

食べ過ぎを抑えるには下記の記事をご参照ください。

生活習慣病ひいては認知症の元凶である
「食べ過ぎ」を防ぐ7つのコツ
http://genki-bit.com/blog/anti-dementia/795/

そして、肥満対策には食べ過ぎだけでなく
食事内容を見直すことも大切になります。

カロリー摂取を気にするあまり、
偏った食事内容になって、栄養不足に陥りますと、
健康なからだをつくり、維持するのが難しくなります。

また、戦後の日本では、食事スタイルが欧米化したことで、
動物性脂肪やカロリーの摂取量が一気に増えました。

その結果、肥満や糖尿病などの生活習慣病の増加を
招いたといわれています。

そこで、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、
食物繊維などの栄養素をバランスよくとれる「和食」を
見直したいところです。

昔ながらの魚や野菜を中心とした和食を心がけることで、
身体に必要な栄養素をバランスよくとることができます。

和食の基本スタイルは「主食+1汁2〜3菜」です。

主食は、糖質の供給源
(米など)

主菜は、脂質、たんぱく質の供給源
(魚介類、肉類、卵、大豆製品など)

副菜は、ビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源
(野菜、いも類、キノコ・海藻類など)

汁物は、主菜・副菜で不足しがちな栄養素を補う役割
(みそ汁やスープ、牛乳や野菜ジュースなど)

をそれぞれに担っています。

なお、和食だから何でもいいわけではなく、
アンバランスにならないような工夫が必要になります。

それには主食と主菜、汁物は原則として、
それぞれ1品ずつを心がけるとよいでしょう。

それぞれが2品以上になりますと、
主食では糖質、主菜では脂質、汁物では塩分の
過剰摂取につながります。

また、全体的に和食では塩分をとり過ぎる傾向がありますので、
塩分の過剰摂取に注意するようにします。

そして、バランスのとれた食事スタイルを取り入れたい場合、
1日に食べたものを書き出すとさらに効果的です。

毎食の食事内容を振り返ることで、
自分の食事パターンがどのようなものか見えてきます。

食事パターンでは、
油を使った料理(揚げ物、炒め物など)は
できるだけ重複しないようにしたいところです。

1食の中でも1日の中でも、油を使った料理を食べたときは、
別の料理法で作った料理を食べるようにしましょう。

例えば、
昼食は魚を意識してアジフライ定食を選んだけれども、
夕食には野菜炒めが出てきて、一日の食事内容が
油を使った料理に偏っているときがあります。

食事ごとにはバランスを意識した内容でも
一日の全体ではアンバランスだったということは、
実際に食べたものを書き出してみると、見えてきます。

最近では、スマホで食事の写真を撮ると、
食事管理をしてくれるアプリが提供されていますので、
こうしたツールを活用すると、記録をとるときに便利です。

また、食事内容を記録する際、
あえて二日前の食事内容を思い出すようにすると、
記憶力を鍛えることになり、さらなる認知症予防につながります。