生活習慣病ひいては認知症の元凶である「食べ過ぎ」を防ぐ7つのコツ


脳が正常に機能するには、
血液が運んでくる酸素や栄養素が不可欠です。

脳は重さにしたら、体重の2%ほどですが、
脳の酸素消費量やエネルギー消費量は
全身の約20%に相当するといいます。

そのため、何かしらの原因で
脳への血流が悪くなったり、途絶えたりすると、
脳の機能が低下するか、脳の神経細胞が死滅するかして、
認知症の症状を呈するようになります。

脳の血流を悪くする主な原因は、脳の老化や動脈硬化です。

そして、動脈硬化を促進する危険因子は、
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病です。

さらに「肥満は生活習慣病の元」といわれており、
生活習慣病の予防には肥満対策は不可欠となっています。

特に中年期の過体重および肥満は、
アルツハイマー型認知症および脳血管性認知症の
発症リスクを高めることがわかっています。

認知症予防は、お父さんのような中年期から
すでにはじまっているのです。

認知症と生活習慣病の両方を予防する観点からも、
肥満の予防や改善には本腰を入れたいところです。

肥満の予防や改善には、
運動により消費エネルギーを増やすと同時に、
食べ過ぎをやめて、摂取エネルギーを減らすことが
必要になります。

特に食生活の改善なしに、
運動を強化してもあまり意味がありませんので、
まず取り組むべきは、食べ過ぎを防ぐことになります。

食べ過ぎる人の食べ方をチェックしてみますと、
そもそも食べ過ぎる行動パターンをとっています。

例えば、「早食い」「まとめ食い」「ながら食い」などは
食べ過ぎに陥りやすい食べ方です。

逆にいえば、
「早食い」「まとめ食い」「ながら食い」をしながら
食べ過ぎないというのは、至難の業なのです。

ということは、
食べ過ぎない行動パターンを心がけることで、
食べ過ぎを防ぐことができます。

ここからは食べ過ぎを防ぐ行動パターンを
確認していきたいと思います。

<食べ過ぎを防ぐ7つの行動パターン>

1)ゆっくりとよく噛んで食べる
 (目安は1口30回噛む)

2)テレビやスマホを見ながらなど、ながら食いをやめる

3)家の中で食べる場所は1ヵ所に限定する

4)1日3食、できるだけ時間を決めて食べる

5)おかずはひと口残す

6)ご飯のお代わりは5分待ってから

7)1回の食事でまとめ食いはしない

これらの行動パターンを意識しはじめた頃は、
気がつけば元の食べ過ぎの行動パターンに戻っているかもしれません。

ですが、辛抱強く意識して行動を繰り返していれば、
最終的には意識せずともできる、すなわち習慣にまでなります。

食べ過ぎるきらいがある人は、
自分が食事する際の行動パターンを自分で確認するか、
身近な人に確認してもらうとよいでしょう。

例えば、自分のことを早食いだと思っていなくても、
身近な人の評価は違っていたりするものです。